自信がない。自分なんて…。そんな私が自分に誇りをもてるようになったのは「違い」が鍵だった。

自信がない

自分に誇りをもつために。
胸を張って生きるために。

 

私にとって大切な「違い」をテーマに書いてみました。

 

あなたにとって豊かさとは?

先日、ガイドゲームをしたときのこと。

※ガイドゲームとは、複数人で問いに答えていく対話ゲームみたいなもの。
詳しくは⇩

ガイドゲームとは

 

『あなたにとって豊かさとは?』

 

という問いが出た。

こういう抽象的なものって、答えにくさがあるけれど
その人らしさが出るから、とても興味のある問い。

 

話し始めたのだけれど、
みなさん「今ある現実」から想像できる「豊かさ」を語っていたので、
もう少し広げたいなと思って、こう問い直してみました。

 

今ある現状をすべて切り離してみたときの
あなたにとっての豊かさってなんですか?

 

ある方が、

南の島、あったかくて、食べ物を自給してる。
必要最小限で物々交換してる。
誰かの生活に自分が役立っているのが見えるのがいい。
みんな自分のやっていることに誇りをもっている。

と、直感で出てきたものを答えてくれました。

 

ゆったりした時間の流れ
みんなの笑顔
みんなが家族
あくせくしてない
ギブが溢れてる

そんなイメージが湧いて
豊か~って思って聞いてました。

 

原始的な生活か、便利な生活か、

一方で、

それに憧れを感じないっていう意見も。

 

うん、うん、わかる。

 

私も田舎に引っ越して、野菜の時給をかじってみたけど
全然向いてなかった話を以前に書きましたが、

今いる環境は、あなたを輝かせていますか?それとも無理を強いていますか?自己否定しちゃう前に、環境を見てみよう。
教員やっていたころも 母親としても 先生なんだから、これくらいできなきゃ、 母親なんだから、こうやって子どもに関わらなきゃ、 周りや入ってくる情報を見て、 そしてなんとなーくある頭の中の 教師像、母親像に照らし合わせて、...

 

農的なというか、原始的なというか、
そういう生活がしっくりくる人もいれば、

文明が発展し便利になっていく
そういう生活がしっくりくる人もいる。

 

どちらがいいとか悪いとかの話ではない。
単なる 「違い」 そう思っています。

 

違う、ということに対する何らかのブロック

「私は憧れないな…
でもそんな否定的なことを言うのは躊躇しちゃう…」

そんな想いになったそうです。

 

相手の意見や想いに対して
「私は違うと思う」 って
なんとなく言いづらいですよね。

 

躊躇して、言わない
相手に合わせておく

 

そのうち、
私の考えの方が変なのかな?

 

自分を疑う
自信がなくなる
自分の想いに蓋をする

 

そうやって、私は本当の自分を見失ったわけですが…

 

違うからこそ、いい。ってなかなか思えない

人はみんな違う。

 

みんなちがって、みんないい。

有名な詩にもあります。

 

違いがあるからこそ、いい。

 

うーーん、
言ってることはわかるけど、
でも、頭でしかわかっていなかった。

 

なぜなら、私自身はみんなと違うことが怖かったから。

だから、私は本当の自分に蓋をして生きるしかなかった。

 

でも、その「違うからいい」が、
やっと、体感としてわかった。腹落ちした。

 

違いを怖がり過ぎて、自分を犠牲にして、
バーンアウト症候群になって、

もう変わるしかなかった。

仮面をつけて武装してる私じゃなくて、
「そのままの私」で生きる道を選ぶしかなかった。

 

でも、そうして、そのままの私を少しずつ出すようになって、
私なりの考えをありがたがられたり、
人と違うところを才能だと言ってもらえたりもした。

 

人と違ったとしても、このままの私でも、悪くない。
むしろ、このままだから、いい。

 

初めての感覚。

世界はとっても温かかったし
「違い」こそが価値だと思えるようになった。

 

そうしていくうちに、
私にしかできないことがある、
そんな自信までついた。

 

私が「私」でいることに
怖がっていただけだったんだ。

 

正解と、間違い、の世界

必ず「正解」がある

私たちはそう教わってきた。

 

その言葉通り言われたわけではないけど、
テストでは正解があるし
親や先生に聞かれたことにも正解があった。
社会もみんな正解があるかのように見せてきた。

 

唯一の正解、それ以外はハズレ。
それ以外を選ばないようにしないと。

 

無意識にそんなふうに思っていたんだろうな。

 

相手が言ってることが正しいから
私は間違ってる。ハズレ。

自分が言ってることが正しい。
だから相手が間違ってる。相手がハズレ。

 

是か非か、そんな世界観をもっていた。

 

みんなちがって、みんないい

でも、本当は正解も間違いもないんだ。

たくさんの選択肢の中で
どれを選びたいかは、一人一人違う。

好みや特技、経験や背景、大切な価値観、
そこから作り上げられるその人らしさは
一人として同じではない。

 

南の島で物々交換で暮らすのも、いい。
文明の発展による便利な生活も、いい。
また別の生活様式だって、いい。

 

自分が本当に求めるものを
私たちは追い求めればいい。

 

もちろん、誰かが不幸になることはしない。
自分だけが幸せっていうのは、
本当の幸せじゃないと、私は思うから。

 

「違い」を認め合って
あなたのその考えもいいよねって
私のも素敵でしょって
お互いを誇りに思えたら、
応援し合えたら、
違うからこそ補い合えたら、

 

そんな世界になるといいなぁ。
それこそ豊かだなぁ。幸せだなぁ。

 

まとめ

いいものは、いいのだ。
好きなものは、好きなのだ。

その自分の在り方に、誇りをもとう!!

 

まずは自分の「違い」を知る、認めることから。
それが相手の「違い」にも寛容になれる秘訣。

 

「違い」こそが価値

 

そこから、自分にしかできないことが見つかる。
自分の価値が見つかる。

 

自分自身に誇りをもつ人生に!!

 

 

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