悩みの原因は、私たちが○○脳を持っているから!脳科学の観点から解説してみた。

自分が求めているものを知る

おはようございます。

 

気持ちよく1日をスタートした!
と思ったのも束の間、
なんだかモヤモヤモヤモヤしてきましてね・・・

 

いやしかし、
なんでこんなに悩むんでしょう。

 

ただ楽になりたい
幸せになりたいだけなのに
目指すことはシンプルなのに

 

なんで人は悩むんでしょう・・・

 

それは、私たちが

爬虫類であり
哺乳類であり
人間であるから

です!!!

 

えーっと・・・

 

今からちゃんと説明するので
ついてきてください、、ねっ!

 

いきなり余談から

余談なんですが、
さっき夫から

「kazからのティーチングは望んでない」

って言われて
はぁぁぁ!?!?
って思って笑

でも、確かに
私は教員として授業をするのは苦手だった。
授業研究は得意だった。
人に何かを説明するのは苦手。
自分のストーリーを語るのが得意。
自分や人を掘り下げることが得意。
相手に希望や可能性を感じさせるのが好き。
諦めることが嫌い。

これから仕事でもなんでも
説明しなきゃいけない場面は必ずあって
どうしたら自分の良さを最大限発揮しつつ
相手に伝わるものにしていけるんだろうか
って考えていたところ。

 

自分を知って
自分を活かす
私は人生をかけてそれをやっていくんだろうな。

 

と、
ここで説明する場面が早速やってきたというわけ。

どうか、伝わりますように。

 

三つの脳をもつ私たち

さて、人がなぜ悩むのか?

 

それは、私たちが
爬虫類であり
哺乳類であり
人間であるから

を解き明かしていきましょう!

 

これは、脳科学の話。

 

私たちは

爬虫類→哺乳類→人間

という進化の過程をたどってきました。
だいぶ端折ってますが。

 

その時に使っていた脳が
今もなお、私たちの中で働いているんです。

脳幹=爬虫類脳
大脳辺縁系=哺乳類脳
大脳新皮質=人間脳

(神経科学者ポールマクリーン氏が提唱)

これらが私たちの生命を支えていることは
言うまでもなく

 

しかし、
それぞれが異なる働きをするために
引っ張り合って私たちを混乱させ
困らせる・悩ませる一因になっているんです。

 

どういうことか?

 

一つ目の脳

【爬虫類脳】は、生存脳。
暑ければ汗を書いて身体を冷やし
寒ければ震えて身体を温める。
走って酸素が少なくなれば
心臓を動かし身体中に酸素を送る。
食べる、寝る、休む。
危険にも敏感。

こうして、無意識にも生き長らえることができる。

しかしこの脳
エネルギー保存を目的に「怠ける」
危険に合わないように「挑戦しない」
生きるために「自分さえ良ければいい」

使い方を間違えると
こういう方向にも行きかねない。

 

二つ目の脳

また、
【哺乳類脳】は、群れる脳であり情緒脳。
生存確率を高めるため、群れで行動する。
子育ても狩りも仕事を分担することで
敵から身を守り、命を繋ぐ。

そして、群れのなかで発達したのが情緒。
何かに触れたときの喜怒哀楽や愛情を
仲間にシェアすることで幸せを感じる。

なんとなく、
生存し命を繋ぐだけでなく
より幸福感を感じる生き方にシフトしてるような
そんな気がしますね。

うちの愛犬タビ助もただ生きてるだけじゃない。
やっぱりワクワクを求めてるし
コミュニケーションとりたがるし。

 

ただ、この脳の厄介なところは
群れから外れること=危険
を意味するところ。
タビ助の留守番が苦手なのもわかる。

人間も仲間外れやアウェイ感は
胸が苦しくなります。
空気読むとか、相手に合わせるとか、
自分を守るためにしてしまいますが
やり過ぎると、
人の目を気にして何もできないとか
みんなと同じでないと不安とか
どんどん生きづらくなってしまいます。

想いをシェアして幸せ2倍にするとか
仕事を分担して助け合うとか
そんな使い方ができるとバッチリなんですが。

 

三つ目の脳

そして【人間脳】。
論理的に考えることのできる思考脳です。

『人間と動物を隔てているものは
自分自身について考える内省能力であり
内省によって得られる未来への思考能力である。』

こちら参照

 

成長したい
より良く生きたい
人生を全うしたい

 

この未来志向と目的意識が
私をここまで引き上げてくれました。

人生下り坂のときは
生きるか死ぬかの爬虫類みたいに
目の前のものをだたひたすらこなして
未来も目的も何もなかったから・・・

今より良くなる未来にワクワクして
そのために目的を持って努力する

例えば
好きな人ができたら
会いたいな、デートしたいな、
ダイエットもがんばれるし
相手が喜ぶ情報を自然と集めるし
幸せになってる自分を思い浮かべ
毎日が前向きに生きられます。

そういう脳の使い方ができるのが
人間だけ。

 

成長すること
より良く生きること
目標に向かっていくこと

 

これが欠けてしまうことで
私たちの幸福感は下がってしまうんです。

 

自分の脳の使い方を見てみましょう

自分が充実していた瞬間を
思い出してください。

 

何かに対して
ワクワクしてませんか?

もしくは
何かをがんばって成し遂げて
喜びに浸っていませんか?

 

私たちの幸福感・充実感は
心から奥から湧き出る

こうしたい
こうなりたい

という
未来と目的があってこそなんです。

 

だけど、
怠けたい自分もいるし
一歩踏み出すのを恐れる自分もいるし
疎外感を感じたくないし
人の目が気になるし

っていうのが、私たちなんです。

 

しかも!

爬虫類>哺乳類>人間

なんです!!!

爬虫類脳は
無意識的で反射的、
だからそっちに引っ張られるのは当然。

逆に、人間脳を使うためには
意識してがんばらないといけない。

より良い未来を夢見て
目的を持って行動したい
けど、
自分で自分を邪魔してる。

邪魔なんて言ってしまったけど、
無意識に血液を流してくれて
体温調節をしてくれて
その働きがなかったら
私たちは生きられない。

私たちを生かしてくれてる。

 

どれも大事、すべてを活かして

こういうのを感じると、私は

生かされてる私たちは
何か意味があって今ここにいる
成すべきことがある

そんなふうに思わざるを得ないんです。

だから、
爬虫類脳も哺乳類脳も人間脳も
余すことなく活かして生きたい。

 

爬虫類脳を活かして、
疲れた時はしっかり休む、寝る。
身体が元気になる食事をとる。
自分の身体や心に正直になること。

 

哺乳類脳を活かして、
仲間とコミュニケーションをとる。
愛情も不安もさらけ出せる仲間と。
できないことは任せ、できることを担う。
コミュニティを大事にすること。

 

人間脳を活かして、
より良い未来を思い描き
そこに目的を置き計画的に行動する。
自分自身と向き合い続ける。
俯瞰して眺めることも忘れない。

 

無意識的に脳に操られるんじゃなく、

「脳を使う」
「自分を使う」

これは人間としての
「使命を果たす」
と言うのかもしれない。

そうして自分も満たされて
誰かをも幸せにできたら…

私はそんな世界を目指しています。

 

まとめ

自分の中で起こっていることなのに
知らないことだらけなんですよね。

でも、少し知るだけで
感覚が変わりますよね!

悩んだりモヤモヤしたりするのって
自然なことなんだぁ。

すべて良かれと思って
働いてることなんだなぁ。

誰が悪いわけでもない。
もちろん自分が悪いわけでもない。

 

ただ、知らなかっただけ。

 

まとめのまとめ

そうして、知った私たちは
「どうなりたいか」
「そのために何をするか」
を考えて選択することができる。

 

【人生は自分が選択した結果だ】

 

これを読むためにネット検索したのも
ここまで読んだのも
一つの選択。

私たちが出会ったのも、選択の結果。

そして、これからどうするか
自由に選択できる。

今まで無意識だったことが
意識に上がってきて
選択の自由が与えられた。

さて、これからは、
爬虫類と哺乳類と人間と仲良くなって
三者と相談しながら
ワイワイ決めていきましょう!

悩んだりモヤモヤしたら
そんな気分じゃなくなるかもしれないけど…
笑笑

でも、長い人生考えたら、
私もまだまだあと60年は生きるはずだし、
できること、いっぱいあるだろうな。
やってもやっても叶わないこともあるだろうな。

でもやっぱり
おばあちゃんになって振り返って
身体は動かないかもしれないけど
人生ってこうだよって
こんなことあったよって
下の世代に語れる人間でありたいなぁ。
いろんなことを残せる人でありたいなぁ。

自分の60年後が少し見えて
あったかくなりました。

どんな自分で在りたいか?
なかなか考えないけど
重要な問いですよね。

 

と、そんなところで、
今日の脳科学のお話、
伝わったでしょうか?

説明下手な私の長い長い話に
お付き合いいただき、
ありがとうございました!

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