私、生きづらかった。
人と関わると疲れる。
職場でも友人とも我が子と一緒にいても。
仕事や家事や育児も疲れる。
がんばりすぎてしまう。
なんだかいつもモヤモヤしてる。
ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでるみたい。
自分じゃない自分で生きてるみたい。
自分で決めて選んでるのに、操られてるみたい。
なんでなんだろう。
なんで私ってこうなんだろう。
私って変なのかな。
何がいけないんだろう。
ほんの1,2年前までは
本当にそんなふうに悩んでいました。
めちゃくちゃ生きづらかった。
今でも苦手な分野ではそっちに引っ張られることもあるけど
変わりました。楽になりました。
なんでそうなってしまっていたのか、
それをどう今のクリアな状態にしてこれたのか、
そのあたりを書いてみました。
自己探求マニアな私
このブログでもSNSでも書いているので
ご存知の方も多いかもしれないけど、
私は自己探求マニアです。
どんな自己探求をしているかというと、
私は
自分がどんな性質で
どんなことに心動かされるのか
何をするために生きているのか
それをどんな得意で達成していくのか
そういうことを自分が納得するまで考えて
誰かに言われたことじゃなくて
自分が本当にやりたいことを
自分のもっている力で成し遂げていく
そんな自己探求をしています。
ライフステージが変わったり成長したりすると
多少変化するので、修正しながらもいつも
『自分の核』となるものを大事にしています。
「私」を表す「ビジョン」
最近、そんな私を表すのに
ピッタリのビジョンが降りてきたんです。
いい先生を演じてた過去
かつて教員だった私はガチガチな人間でした。
「いい先生」でないといけないと思っていて
抜けがないように仕事をしていたし
子どもたちや保護者の意見をできるだけ聞いて
みんなが合意するようなクラス経営を心掛けていた。
まじめだしがんばるし、すごいねって言われていたけど
それはそれは疲れ果てていました。
自分がどうしたいか、よりも
何を求められているか、を優先していた。
いい母親を演じてた過去
母としても同じだった。
「いい母親」でないといけないと思っていた。
(もちろん無意識に、です。)
子ども連れで友人に会うときも
母親らしく振舞っていたし
ママ友や育児本など
入ってくる情報に合わせて
いろいろやっていないといけないと思っていた。
でも本当は
興味がなかったし
そんな興味がない私は我が子を愛せていないかもしれない、
私って母親になる資格ない、って思っていて、
心の中と、外に見せる顔とのギャップも苦しかった。
今の私の状態は
人にどう思われているか
どう見えているか
私は先生らしくできているか
私は母親らしくできているか
そんなことばかり気にして
でもがんばることは好きなので
自分なりにいい先生、いい母親を目指して
一生懸命走っていた。
でも、
本当の自分の気持ちや想い
本当に自分が目指したいもの
本来の私のもっている性質
そういうものが明らかになった今、
私は、
自分の山を気持ちよく登っている
そんな状態になっていることに気づいた。
今までは、他人の山を登っていたんだ!!
苦しかった原因はこれだった
自分が登りたい山じゃないのに
登らなきゃいけないと思い込んでて、
みんなもがんばって登ってるし
私も置いていかれないようにしなきゃ!
でも登っていても全然楽しくない。
周りにいる人と比べては遅い自分に落ち込んで、
上には上がいて落ち込んで、
下にいる人を見ては少し安心して、
この山を登ったらきっといい景色があると信じて
がんばってがんばって登っていた。
必死だった。
必死すぎて見えなかった。
私は誰かの山を登っていたんだ。
仕事に育児にいっぱいいっぱいになって
バーンアウト症候群になって
一度下山して
そしたら、それは誰かの山だったと気づいた。
今の気持ちいいビジョン
そして、今、自分の山を見つけた。
本当に頂上に行きたいと望んだ山。
登る過程も楽しくて、
誰かと比べる必要もない。
自分が本当にやりたくてやってるから
心が疲れることはない。
周りを見渡すと、
みんな自分の山を見つけて
楽しく登っている。
そんな仲間たちがいる。
これが「私」にしっくりくる「ビジョン」。
消耗せず、投資する
私は私の山を登っている。
それがわかってから
本当に楽になったし楽しくなった。
これまで以上にがんばれるようになった。
以前は、
何のために必死になっているか
それがわからないで必死だったし
自分が本当に望んでいるもの、じゃないものに
エネルギーをドバドバ使っていた。
私のエネルギーは使い捨てじゃない。
消耗品じゃない。
ちゃんと目的を果たすために
エネルギーを目いっぱい使いたい。
それって
同じエネルギーを使っていたとしても、
未来への投資になりますよね。
本当に欲しい未来が得られるんですから。
最後に
でも、わかっているのに、
気づかないうちに
他人の山に登ってしまうときもあります。
目の前のことに必死になりすぎて
何のためにやっているのかを見失ってしまう。
なんか知らないけど、人と比べてしまう。
人間の性(さが)なのかもしれませんね。
そんなときは、
あーやばいやばい、人の山に登ってたわ。
って軌道修正すればいい。
この自分の山の存在を知っていればできること。
このビジョンが見えて、
自分の状態がより分かって
私はとてもとても生きやすくなりました。
そして成果も出しやすくなりました。
ぜひみなさんも
苦しくなったり疲れたりしたら
他人の山に登ってないか?
その視点で、自分を眺めてみてください。
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